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J-SEMS TI


4.4 ( 8304 ratings )
教育
開発者 RYOHEI KOMATSUBARA
無料

注意点
本アプリは作成した試験の保存、読み込み、検査結果の解析はできません。
詳しくは、http://ryohei-komatsubara.comをご覧ください。

TIは、正式にはTime Intensityといいますが、その頭文字を取ってTIと呼ばれます。例え
ば、食物を口にした時に、食物が口の中に留まる時間が長くなると、味が変化して感じら
れる時があります。例えば、飴を口にした時、最初はあまり甘さを感じなかったのが、時
間が経過すると甘味が強まってきますが、さらに時間が経過すると今度は甘味に慣れてし
まって、甘味をだんだん感じなくなるということがあると思います。このような感覚の強
さの時間的な変化過程を測定する手法の一つがTIです。食品や化粧品をはじめとする様々
な製品に対する感覚の強さの時間的変化を知りたい人にぜひ使っていただきたい手法です

感覚の強さの時間的な変化過程を調べる方法には、この他にTDSがありますが、TDSの
場合は、すべての感覚の時間的な強度変化を同時に測定することができるのに対し、TIで
は、複数の感覚を調べたい時には、感覚ごとに別々に測定しなくてはなりません。例えば
、甘味と塩味の強さの時間的変化過程を調べたい時は、甘味と塩味を別々に測定する必要
があります。
J-SEMS:TIでは、iPadの画面に感覚の強度を測定するための縦線もしくは横線からなる
スケールを表示します。食物を口にした時から測定終了時まで、その食物の味覚の強さ(
例えば、甘味の強さ)に応じて、ターゲットをスケールの直線上に沿って、指で移動させ
ることにより、瞬間瞬間の味覚(甘味)の強さの変化を表現することができます。例えば
、横線のスケールの場合は、感覚が強まった時には、ターゲットを右方向にスライドさせ
、弱まった時には左方向にスライドさせます。そのターゲットの位置を連続して記録する
ことにより、感覚強度の時間的変化をグラフに表示し、その形から、感覚強度の変化過程
がわかる仕組みになっています。また、このようにグラフに示された曲線をTI曲線といい
ますが、J-SEMS:TIでは、様々な強度の上昇直線の傾きや下降直線の傾きなどの様々なパ
ラメータの計算を行うことにより、この曲線の形を表現することができます。
TIは、味覚の強さの変化だけでなく、香りに対する強さの変化や、触覚や視覚の強さの
時間的変化なども測定することができます。